2019年は私にとってBL元年となりました。
これまで、たくさんの漫画を長年にわたって読んできましたが、「食わず嫌い」というより、正直に言えば「ハマるのが怖い」ために避けてきた禁断のジャンルに、ついに手を出してしまいました。
案の定、大ハマりです。
これまでも漫画は結構な数を随時読んできましたが、BLを読むようになってからはペースが加速してしまいました。
良い作家さんを見つけてしまうと、全ての作品を読み尽くすまで歯止めが効かないのがBL。
中毒性が極めて高いです。
あまりに若いうちにハマらなくて良かった。。。
さて、ここ4ヶ月ほどの短い期間ですが、2019年の私自身の超個人的なランキングを記しておきたいと思います。
今年のまとめとでもいうのでしょうか。
1、”Nights”:ヨネダコウ
- NightS (ビーボーイコミックスデラックス)
- リブレ
- 2014-08-19
- Kindle本
2、”After”:日高ショーコ
- After【電子限定版】 (花音コミックス)
- 芳文社
- 2016-06-22
- Kindle本
3、”Dogs”:里つばめ
- GAPS hanker 【電子限定おまけマンガ4P付】 (HertZ&CRAFT)
- 大洋図書
- 2019-07-01
- Kindle本
4、”リカー&シガレット”:座裏屋蘭丸
- リカー&シガレット (バーズコミックス リンクスコレクション)
- 幻冬舎コミックス
- 2018-05-24
- Kindle本
5、囀る鳥は羽ばたかない”:ヨネダコウ
- 囀る鳥は羽ばたかない 1 (HertZ&CRAFT)
- 大洋図書
- 2017-11-01
- Kindle本
正直、ヨネダコウさんの作品は全て素晴らしいです。
”囀る~”はBLの名作中の名作だと断言できますが、気軽に楽しめないので、「萌え」度がやや低いというのでしょうか。
頑張って読まないと話がわからないので、何度も読み返したりできないんですよね。
でも、好きです。大好きです。
”Nights”は、ちょうど良い長さ、でも軽くない。
登場人物はほぼ、主人公の二人のみ。
会話のセリフが本当にうまい。
男っぽくて、カッコ良くて、エロくて、ちょっと面白かったり、カワイかったり。。。
BLヤクザもののお手本と言えるほどの完成度かと。
日高ショーコさんも同じく大家と言えるのではないでしょうか。
”憂鬱な朝”は間違いなく名作なのですが、ストーリーが込み入っているので、頑張って読まないといけない。
長いですし。
純粋に、読んでいて楽しいのは一冊で読み切れる程度の長さの作品。
日高ショーコさんの線がキレイで、絵柄がとても好きです。
少女漫画の王道っていうんでしょうか。
”憂鬱な~”の桂木は本当に美しかったです。
里つばめさんの”GAPS”も物凄く好きなのですが、主人公のキャラクターでは”DOGS”が好き。
両者とも男らしい、っていうのがいいんです。
里つばめさん、ここ最近で一番グッときました。
座裏屋蘭丸様は、「さん」ではなく「様」を付けたくなるような、何か非常に高級感がある感じ。
コヨーテとかもいいんですが、”リカー~”はもう、本当にオイシかったです。
絵が物凄く綺麗。
額に入れて、部屋に飾ろうかと思ってます。
いやー、カミロはヤバかった。
こうしてみると、結構男っぽいキャラクターが好きです。
マッチョとは違うんですが。
で、結構賢そうな感じ。
BLって、まずは作家の強烈なファンになっちゃうんですね。
マンガってそういうものですが、その感覚がもっと強い。
で、作品への陶酔度もすごく強い。
好きなBL作品は、立て続けに3回以上読んで、やっと興奮がちょっとおさまる感じ。
なんか、読み終わったときに、「はあ〜」って幸せなため息が出るのは、BLならでは。
2020年も、良作BLに出会えますように。