”初恋の後先”:日高ショーコ
- 初恋のあとさき (花音コミックス)
- 芳文社
- 2012-02-28
- 本
”嵐のあと”の榊のセフレだった美山が主人公のスピンオフ。
美山の「セックスに愛はいらない」的な態度の原因となった初恋相手である仁科と再会し、初恋のやり直しをする話。
こういってしまっては身も蓋も無いのですが、この作品にはノレなかったんです。
何故だか。
恐らく、美山と仁科がタイプじゃ無いんですよね。
ちょっと幼い見た目というか。
あまり色気が感じられない。
作品としては良いと思います。
ただ、好みの問題のようです。
榊と岡田の後では、ちょっと色気が足りないというか。。。
でも、一番最後の部分のセックスのシーンは好きです。
気持ち良さそう〜。
この二人は、どちらもイケるクチ(こういうのを「リバ」というそうですね)のようで、若々しく、それこそ清々しいほどにセックスを楽しんでいます。
セックスって、ある意味スポーツのようなものですよね。
汗をダラダラかいて、「あああ、キモチいい〜〜〜!」っていう。
このシーンの二人は愛おしいです。
当分の間、いっぱいセックスするんでしょうね〜。
若さに任せて。
ヤっときなさい。ヤっときなさい。たくさん出来る体力があるうちに。
BLが好きになってしまった理由の一つに、この詳細なセックス描写があります。
本来、恋愛とセックスは不可分のもの。
「好き」と告白しあって付き合い始めた直後なんて、四六時中汗びっしょりのセックスをするものでしょう。
そこのところを所謂普通の恋愛マンガではあまり描かれないんですよね。
だからと言って、エロマンガだと、あまり絵が美しくなかったり。
BLに限らず、ヘテロセクシャルでもBLのような作風があってもいいと思うんですが。
美山の屈折もすっかり治って、良かったです。
愛のあるセックスって、偉大ですねぇ。
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