”リスタート”:日高ショーコ
- リスタート (バーズコミックス ルチルコレクション)
- 幻冬舎コミックス
- 2016-11-01
- Kindle本
体調が悪い時というのは、本音の本音の本音が出てしまうのでしょう。
夏風邪を引いて臥せっていたのですが、本を読もうにもダルくて集中できず、テレビやネットの動画を見るのもしんどい、ラジオやポッドキャストにも集中できない。
黙って眠っていれば良いのですが、具合が悪い時って案外眠れなかったりします。
眠れないということは何かをしていなければいけないわけで、マンガを読み始めたのですが、これすら集中できない。
そこで、BLマンガに手を出してしまったのです。
この時点からは「間違ってたまたま購入してしまった」のではなく、「BLマンガが欲しい」とはっきりした意図を持って、BLのカテゴリーで検索を始めてしまいました。
初心者ですから、ドギツイのは流石に無理そうですので、絵がキレイな作品を探すことにしました。
日高ショーコさんの表紙がキレイだし、人気も高いようです。
手っ取り早く1冊で完結していそうなマンガを選んでダウンロードしました。
後輩モデルが先輩モデルに恋をしている話ですが、そもそも「男性モデル」なんて、なんてBL向きな設定なのでしょう。
BLマンガの登場人物の基本は、容姿端麗(女性顔)な若い(20歳前後)の男性で、痩せ型(細マッチョ)の長身。
この辺りが現実のゲイとは違うんでしょうね。
ゲイのモテはもっとマッチョで、男くさーい顔立ちだと思うので。
そしてここでも、「無口な美少年(心閉ざし気味)」はゲイ、「社交的でモテ男」はノンケという、「片方はノンケ」の設定です。
やはり90年代とは異なり、セックスの描写はかなり具体的です。
それにしても、繰り返しになってしまいますが、いくら美しいからといって、ノンケの男がゲイのセックスをそう簡単に受け入れられるんでしょうか。
しかも、アナルセックスですよ?
(相当気持ちいとは聞きますが)
もし、現実にいるとすれば、それは幅広いセックスを楽しめる恵まれた人ということになるでしょう。
日高ショーコさんは、とにかく絵、というか線がキレイです。
ストーリーというよりも、描かれた登場人物の線の美しさを堪能する感じです。
そして、この後、ひたすら日高ショーコ作品をダウンロードし続けることになってしまいました。。。
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